最終節へ名古屋の“浦和出身浦和キラー”が牙を剥く? 4位浮上へのキーマンは

浦和出身の前田 photo/Getty Images

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昨季は1試合で4ゴールをマーク

名古屋グランパスは明治安田生命J1リーグの最終節で、本拠地で浦和レッズと対戦する。勝利すれば4位に浮上できる可能性もあるこの一戦で、注目したい選手が前田直輝だ。昨季は浦和戦で名古屋を大勝に導いた男が、最終節でも勝利を手繰り寄せることができるか。

埼玉県出身の前田は北浦和の少年団に入っていた地元出身選手だった。その後東京ヴェルディのアカデミーに入ると、トップチームへ昇格するにまで成長する。当時J1だった松本山雅FCで頭角を現し、2016年に横浜F・マリノスへ移籍。開幕戦で浦和相手に決勝点となるゴールを決めている。

すると2018年に名古屋へ加入し、翌年の第21節の浦和戦(2-2)でチームの2点目を決めている。さらに2020年の第9節の浦和戦では6-2と圧勝。その中で前田は4ゴールを奪う活躍でチームの大勝に貢献した。このシーズン、前田は7ゴールを決めており、そのうちの半分をこの浦和戦で記録している。

そんな“浦和キラー”が、再び浦和に牙を剥くか。4位に上がるには現在4位の鹿島アントラーズの結果次第ではあるものの、名古屋にとって勝ち点3は必要不可欠となる。昨季のような大勝ができれば、4位フィニッシュもあり得るだろう。

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