川崎の超万能戦士・旗手怜央のベストポジションがどこか分からない? 「確信が持てない」

複数ポジションこなせる旗手 photo/Getty Images

セルティックファンの間でも起用法分からず

川崎フロンターレからスコットランドの名門セルティックへ移籍する可能性が噂されているMF旗手怜央のベストポジションとはどこなのか。

旗手は超がつくユーティリティプレイヤーだ。元は攻撃的な選手とのイメージが強かったが、その後は中盤から左サイドバックまであらゆる仕事に適応。今夏の東京五輪でも左のサイドバックに入るゲームがあった。

そのせいか、セルティックのサポーターたちも旗手を獲得した場合にどこで使われるのか疑問を抱いているようだ。

SNS上では旗手をセントラルMFの選手と紹介する意見に対し、「旗手は左サイドバックの選手ではないのか?」といった声も挙がっている。

セルティック専門サイト『Celtic Star』も旗手のベストポジションに触れているが、答えは出ていない。

「川崎での今季を振り返ると、旗手は何度か左サイドバックをやっているが、多くは中盤だ。彼には豊富な運動量があるが、ポステコグルーは彼を8番の位置で考えているのではないか?」

「旗手のキャリアを考えると、どこが彼のベストポジションなのか正確に特定するのは難しく、確信が持てない。とはいえポステコグルーがこの日本人選手に興味があるのなら、彼の中にプランはあるのだろう」

同サイトは指揮官アンジェ・ポステコグルーの好むポゼッションサッカーを実践するうえで中盤のピースが揃っていないと感じているようで、川崎でパスサッカーをこなしてきた旗手がその問題を解決する存在になるのではないかと期待している。

いずれにしても、旗手のように複数ポジションをこなせる選手は貴重であり、海外へ向かううえで有利なのは間違いない。正確にボールを繋げる便利屋的存在として旗手を起用することも可能で、セルティックでも早々に出番を得られるのではないか。

日本代表にとっても旗手のようなユーティリティプレイヤーが成長する意味は大きく、今後のキャリアがどう動いていくのか楽しみだ。

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