“7200万ポンドの男”は本領発揮できぬまま退団へ? アーセナルで燻るレフティー

アーセナルでの序列が低下しているペペ photo/Getty Images

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リール時代には大爆発も……

アーセナルで燻るレフティーは、はたしてここからその評価を急上昇させることができるのか。チームが調子を取り戻してきた一方で、なかなか本調子とはいかないアタッカーがいる。

その選手とは、2019年夏にクラブ史上最高額となる7200万ポンド(約94億円)の移籍金で加入したコートジボワール代表FWニコラ・ペペ(26)だ。リール時代の2017-18シーズンにはリーグ・アンで22ゴール11アシストの大暴れを見せていた同選手だが、アーセナル移籍以降はプレミアリーグの水になかなか馴染めず。昨季こそ10ゴールを達成したものの、2021-22シーズンはここまでリーグ戦7試合の出場でノーゴールと苦戦を強いられている。

この現状を受けて、ペペは今冬の放出候補にも挙がっているとされる。実際、ブカヨ・サカやエミール・スミス・ロウに定位置争いで敗れ、現地時間13日に行われたプレミア第13節のニューカッスル戦ではついにサカの交代要員にも選ばれなかった。次第に序列が低下していることは間違いない。そんな事情もあり、今冬のアーセナルは彼の代役としてクラブ・ブルージュのFWノア・ラング確保に向かう可能性があると英『Daily Mirror』が伝えている。
大きな期待を背負ってアーセナルに迎えられたものの、なかなか本領を発揮できずにもがくコートジボワールの才能。はたして、“7200万ポンドの男”のレフティーは志半ばで今冬ガナーズを去ることとなってしまうのだろうか。逆襲には期待したいところだが、タイムリミットは近づいている。

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