今や世界最高の守備者に 24歳にしてペップ・シティを支える生まれながらのリーダー

ペップシティの最終ラインを支えるディアス photo/Getty Images

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彼の加入でCBを補強する必要がなくなった

強豪同士の試合となれば優秀なセンターバックを保有しているクラブが勝利するといわれるほど、近年はCBの重要性が高まっている。結果を残しているクラブでいえばリヴァプールのフィルジル・ファン・ダイクやチェルシーのアントニオ・リュディガーらはワールドクラスの選手であり、後方から攻守に貢献している。

米『ESPN』は各ポジションの選手を独自の採点方式でランク付けしており、GKからFWまでの選手を発表している。CB部門では前述したファン・ダイクが10位、リュディガーが5位にランクインしており、彼らを押しのけ1位に輝いたのはマンチェスター・シティのDFルベン・ディアスだ。

ポルトガルの強豪ベンフィカで頭角を現し、昨季シティへ加わったディアスはそれまで、不安定だったクラブの守備陣を一人で安定させた実力者だ。シティにはスペイン代表のアイメリック・ラポルトやイングランド代表のジョン・ストーンズといった優秀な守備者が在籍しているが、ディアスは加入当初から現在まで調子を崩してスタメン落ちしたことはなく、ペップが最も信頼しているCBといっていいだろう。

そんなディアスだが、プレイスタイルは現代型CBの理想形といえる。ビルドアップではミスなく後方からパスを供給しており、本職の守備では安易なミスを犯さず攻撃をはじき返す素晴らしい選手だ。

また、彼を語るうえで欠かせないのは持ち味であるリーダーシップだろう。試合中に映るディアスは常にチームメイトとコミュニケーションをとっており、後方からコーチングを行っている。これはシティでCBとして活躍した現アンデルレヒト指揮官であるヴァンサン・コンパニ氏を思い出させるシーンであり、24歳にしてチームのリーダーとなっている。

ポルトガルの頼れる若者の加入で堅守を手に入れたシティ。ディアスの加入で守備陣は安定そのものであり、当分彼に頼ることになりそうだ。

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