「C・ロナウドはプレスかけられる!」 《27回》のアクションが示す鉄人FWの走力

アーセナル戦で大活躍だったロナウド photo/Getty Images

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アーセナル戦で猛アピール

オーレ・グンナー・スールシャールが解任され、ラルフ・ラングニックを暫定指揮官に招聘したマンチェスター・ユナイテッド。

そこで盛んに議論されたのがFWクリスティアーノ・ロナウドの起用法だ。

ラングニックは前線から積極的にプレスをかけるスタイルを好んでおり、それにロナウドが合わないのではとの意見があったのだ。
しかし、その心配は不要なのかもしれない。ロナウドは前節アーセナル戦にて2得点を挙げる活躍を見せたが、それに加えて走力も存分にアピールしたのだ。

今季ロナウドの1試合平均プレス回数は14.4回だったが、アーセナル戦でのロナウドは27回のプレスを記録。終盤にも全力のスプリントを見せるなど、ロナウドが走力のアピールにこだわっていたのは間違いない(数字は『Opta』より)。

英『Daily Mail』も、「ロナウドはプレスをかけられる!」と主張。ラングニックのスタイルにも適応出来るかもしれない。

ロナウドの耳にも世間の声は入っていたはずだが、飽くなき向上心で新指揮官のスタイルに合わせようとするあたり、やはりロナウドは普通の選手ではないのだろう。

ボールを失った際は8秒以内にボールを奪い、10秒以内に相手ゴールへ迫る。これはラングニック流として有名で、今後のマンUはかなりハイテンポなフットボールになると予想される。

36歳を迎えたロナウドが適応できるか不安もあったが、アーセナル戦では適応の可能性を見せてくれた。現マンU攻撃陣で決定力がNo.1であることは明らかなため、アーセナル戦のパフォーマンスを見ればラングニックにもロナウドを外す理由はないはずだ。

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