昨季プレミアで“17得点”挙げた男はここからエンジン全開? 帰ってきた中堅クラブのエース

ブレントフォード戦で値千金の同点弾を沈めたバンフォード photo/Getty Images

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負傷からの復帰明けでいきなりゴール

今季は序盤戦に足首を負傷したことで、大きく出遅れることとなった。しかし、昨季プレミアリーグで17得点をマークした中堅クラブのエースは、ここからエンジン全開でゴールを量産してくるのだろうか。

その中堅クラブのエースとは、リーズ・ユナイテッドに所属するFWパトリック・バンフォード(28)だ。2021-22シーズン序盤戦は9月に負った怪我のせいで、約2カ月もの戦線離脱を強いられていた同選手。その影響もあり、第14節終了時点における彼の得点数はたったの「1」だった。昨季は昇格組のリーズを力強く牽引したものの、2年目は彼にとって苦しいシーズンになるかもしれない。そんな心配をしていたファンも少なくはないだろう。

しかし、バンフォードに関するそういった心配は杞憂に終わるかもしれない。現地時間5日に行われたプレミア第15節のブレントフォード戦で復帰を果たした同選手は、ピッチ上でさっそく元気な姿を見せてくれている。この試合、リーズが1点のリードを許していた68分から投入されたバンフォード。与えられた時間はわずかだったものの、彼は終了間際の後半ATにコーナーキックから値千金の同点弾を叩き込んだ。復帰からわずか20分ほどで、チームに貴重な勝ち点1をもたらす大仕事をやってのけたエース。これぞストライカーという仕事ぶりだったのは間違いない。
「多くのゴールを決めるストライカーというのは、適切なタイミングで適切なポジションにいるものだ。今回のパトリックが決めたゴールは、まさにそれが出たね。ゴールスコアラーとして必要な資質が備わっていることを示す得点だった。この調子なら、彼はまたすぐにでも昨季のように得点を奪ってくれるはずだ」
(英『Daily Mail』より)

そんなバンフォードに関しては、チームを指揮するマルセロ・ビエルサ監督も試合後このように語っている。居るべきところに居る。ストライカーに求められる“嗅覚”が抜群に優れているだけに、バンフォードはこれからも安定して得点を重ねることができるか。リーズに帰ってきた絶対的エース。ここからの得点量産には期待したい。

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