2シーズン半であっさり《50アシスト》決める男 見えてきたブンデス200アシストの大台

バイエルンが誇る世界屈指のチャンスメイカー・ミュラー photo/Getty Images

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レヴァンドフスキの相棒は優秀すぎる

現世界最高のアシストマシーンで間違いないか。今季もアシストを量産しているのがバイエルンFWトーマス・ミュラーだ。

早くもミュラーはブンデスリーガで11アシストを記録しており、現時点でアシスト数が二桁に乗っているのは欧州5大リーグでミュラーのみ。

ミュラーは2019-20シーズンに21アシスト、昨季も18アシストを記録しており、これで3シーズン連続での二桁アシスト達成となる。
近年はマンチェスター・シティMFケビン・デ・ブライネともアシスト数が比較されてきたが、デ・ブライネの方は今季まだプレミアリーグでアシストがない。数字だけで見ればミュラーとかなり差がついてしまった。

また昨季はトッテナムFWハリー・ケインもアシストを量産したが、ケインの方も今季は1得点1アシストと元気がない状態だ。数字だけで見るならミュラーが現世界最高のアシストマシーンで間違いない。

相棒にロベルト・レヴァンドフスキがいてくれるのは大きすぎるアドバンテージだが、ミュラーのチャンスメイク力が抜群なのも事実だ。デ・ブライネやリヴァプールDFトレント・アレクサンダー・アーノルドほどの高精度キックを持っているわけではないのだが、ミュラーの場合は前線へ顔を出す位置やタイミングが上手い。

32歳を迎えてもチャンスを量産するミュラーはバイエルンに欠かせない存在で、ブンデスリーガ通算アシスト数も180に到達。200達成はほぼ確実だろう。派手なプレイヤーではないが、ブンデスリーガの歴史に残るチャンスメイカーと言えそうだ。

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