ビッグクラブから興味を持たれるポルトガルのビースト 不安要素となる彼の弱みとは

フランスで評価を高めたサンチェス photo/Getty Images

有望な選手だが

EURO2016で活躍し、世界的な選手になったポルトガル代表のMFレナト・サンチェス。大会終了後にはドイツの絶対王者バイエルン・ミュンヘンに引き抜かれており、彼のキャリアは順調に進むことになると思われたが、継続した出場機会は得られず、現在はフランスのリールでプレイしている。サンチェスの存在が知れ渡った大会から5年後に行われたEURO2020では中盤のキーマンとして代表を支えており、16強入りに貢献している。所属クラブでも昨季はリーグ優勝を経験しており、一時は下がってしまっていた評価が徐々に上がってきている。

24歳となったサンチェスは、昨季の活躍もあって多くのクラブから関心を寄せられる選手に成長している。英『The Sun』によればリヴァプール、マンチェスター・シティ、ニューカッスルのプレミアトリオに加え、バルセロナとACミランが獲得候補としてリストアップしたようだ。また、伊『calciomercato』によればアーセナルも獲得レースに参戦したとのこと。

そんなサンチェスだが、中盤後方から推進力のあるドリブルを武器に攻撃に厚みを持たせることのできる選手だ。更に正確なパスを供給することもでき、守備での献身性も備えている。

中盤に置くことで能力を発揮する選手ではあるが、怪我での離脱が目立つ。今夏の移籍市場でも人気銘柄となっていた同選手だが、ひざを手術しており、その移籍もなくなっている。11月に行われたポルトガル代表戦でも怪我でチームから離れており、フル稼働は見込めない。能力は確かであり期待できる選手だが、関心を寄せているクラブはどう考えているのだろうか。

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