右足から放たれる強烈かつ正確な一撃は健在 三好のチームメイトであるナインゴランの現在地

三好と共にアントワープを支えるナインゴラン photo/Getty Images

長くイタリアで活躍した選手だ

日本代表のMF三好康児が在籍するアントワープはベルギーリーグ第17節ベールスホット戦を行い、1-0での勝利を収めている。残念ながら三好はこの試合ベンチ外となったが、元ベルギー代表のラジャ・ナインゴランが素晴らしいミドルシュートを決めて、勝ち点3を手にしている。

イタリアのピアチェンツァでキャリアをスタートさせたナインゴランは、多くのクラブを渡り歩き、2014年からローマに、2018年からインテルでプレイしている。セリエAの名門クラブで出場機会を得ていた実力は本物であり、今季からアントワープに所属している。

中盤を本職とするナインゴランは豊富なスタミナを生かしたプレイを得意としており、パス、ドリブル、シュートと器用に何でもこなすタイプだ。アントワープでは中盤の底からゲームメイクを行ったかと思えば、個での突破からボックス内に進入するなど、攻撃センスは抜群であり、33歳となった今でもトップレベルをキープしている。

そんなナインゴランだが、この試合では素晴らしいゴールを沈め、試合を決めている。ミドルレンジからのシュートが得意な選手であり、ベールスホット戦でも何本かシュートを放っている。どれも強烈かつ正確であり、彼を代表する強みである。

インテルを去った後もカリアリで印象的なパフォーマンスを披露していたナインゴラン。母国であるベルギーに戻ったことでトップレベルを維持することは難しいと思われていたが、ジュピラー・プロ・リーグの2位に付けているアントワープの主力であり、まだまだサッカー界を盛り上げてくれそうだ。

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