CLではストライカーに姿を変える 10試合9ゴールと相性抜群“ペップ・シティのマジシャン”

昨季もCLパリ・サンジェルマン戦でチームを救ったマフレズ photo/Getty Images

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決勝トーナメントでも活躍に期待だ

今季こそビッグイヤーの獲得はあるのか。マンチェスター・シティがCLで勝利を挙げるたびにあがる話題だが、今季も昨季同様にチームは好調を維持している。特にベルナルド・シウバとジョアン・カンセロのポルトガルコンビの活躍は素晴らしく、存在感でいえばケビン・デ・ブライネ以上だ。また、アンカーのロドリも昨季コンディションを落としたが、今季はフェルナンジーニョのはるか上を行くパフォーマンスを披露しており、彼ら3人が欠くことがなければ上位進出は間違いない。

更にCLでゴールを量産しているFWリヤド・マフレズの存在も心強い。テクニックとスピードを織り交ぜたドリブル突破から好機を演出する彼だが、CLの舞台では頼もしい点取り屋としてチームを支えている。今季のグループステージ6試合では5ゴールを奪っており、昨季の決勝ラウンドまでさかのぼることになれば、10試合で9ゴールと更に精度を上げることになる。

このように好調を維持しているマフレズは、重要な場面でのゴールが目立つ。直近のライプツィヒ戦でもゴールを奪ったが、その後シティは勢いを増し、攻勢を仕掛けていた。カイル・ウォーカーの退場がなければ結果は変わったかもしれない。昨季のパリ・サンジェルマン戦ではチームを救う3ゴールを奪取している。直接FKや大事な場面での先制点と、シティが欲していた決めきれる選手だ。

ライプツィヒ相手に敗戦も既に決勝トーナメント行きを決めているシティ。ラウンド16では他グループの2位通過クラブとの対戦となるが、今季はマフレズの活躍もあり、欧州の頂にたどり着けるのだろうか。

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