D・アウベスとブラジル代表を支えた40歳の現在 欧州の小国で現役続行も……

インテルで活躍したマイコン photo/Getty Images

インテルやローマで活躍したマイコン

ブラジルでプレイしていたダニエウ・アウベスが今季再びバルセロナへと復帰が決定し、本格的な合流に向け、大きな期待が集まっている。そんなアウベスとともにブラジル代表の右SBを支えた男の現在を知っているだろうか。

そのプレイヤーがインテルで3冠達成にも大きく貢献したマイコンだ。クルゼイロやモナコで活躍したマイコンは、2006-07シーズンからインテルへ移籍。すぐさまレギュラーを獲得すると、長らくインテルの右SBを支える。2009-10シーズンにはセリエA、コッパ・イタリア、UEFAチャンピオンズリーグを制し、自身も主力としてチームの偉業達成に大きく貢献した。

2010年のFIFAワールドカップでは、グループステージ初戦の北朝鮮戦で右サイドから角度のない位置からゴールネットを揺らして世界を驚かせた。2011年からは長友佑都ともプレイしたマイコンは、2012-13シーズンからはマンチェスター・シティやローマにも所属した。

アヴァイやクルシューマなど母国でキャリアを続けていたマイコンだが、2021年からASDソーナ・カルチョへ移籍してイタリアへ復帰。その後はイタリア半島内の小国であるサンマリノ共和国のSPトレ・ペンネでプレイした。同クラブで出場したUEFAカンファレンスリーグの予選プレイオフでは3バックのCBを務めるなどチームを支えており、CLやW杯でも大きな活躍を果たした男は、40歳となっても主力として活躍できているのだろう。

D・アウベスとともにブラジル代表の右SBを支え、世界でも有数の実力を兼ね備えたマイコンが、バルセロナへ復帰したD・アウベスのように大きな舞台で再び輝く姿も見られるかもしれない。現在はトレ・ペンネを退団しておりフリーが続いているが、現在も欧州で戦い抜いた男の動向に注目だ。

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