今季J2で“19試合10得点” 大ブレイクを果たした20歳の日本人エース

世代別代表経験もある植中 photo/Getty Images

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長崎のエースへと成長する植中朝日

昨季はJ2を3位で終了しあと一歩でJ1昇格を逃したV・ファーレン長崎。リベンジを狙った今シーズンだったが序盤戦につまずき、4位でシーズンを終え昇格することができなかった。

そんな長崎の2021シーズンは大きな収穫もあった。それは若きエースの覚醒だろう。今季後半戦からレギュラーを獲得した植中朝日は、長崎を代表するストライカーへと成長中だ。

昨季JFAアカデミー福島U-18から長崎へと加入した。ルーキーイヤーとなった2020シーズンはわずか2試合の出場にとどまると、今季も序盤戦は出場機会を得られない時間を過ごす。

それでも第19節の栃木SC戦で今季初出場を果たすと、初スタメンとなった第25節のモンテディオ山形戦ではJ初得点を含むハットトリックの大活躍を見せる。この活躍で信頼を得るとスタメンでの出場が増加。第32節京都サンガFC戦から出場した5試合で6ゴールを奪うなど大きなブレイクを果たした。

後半戦で主力となると今季は19試合10得点を記録し、チームの得点源の1人となった。すでに来季の契約延長を発表しており、来シーズンは開幕から主力としてのゴール量産が期待される。20歳の新エースが長崎をJ1昇格へ導けるか。

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