プレミア通算“100ゴール”の偉業達成 意外にも決めているペップ・シティの得点源

ウルブズ戦では重要なゴールを決めたスターリング photo/Getty Images

まだ27歳でありこれからも数字を伸ばしていくだろう

マンチェスター・シティはホームであるエティハド・スタジアムにウルブズを迎え入れてのプレミア第16節を戦った。前半でラウール・ヒメネスが退場する荒れ模様の試合となったが、後半に獲得したPKをラヒーム・スターリングで決め、1-0で勝ち点3を獲得している。

24本のシュートを打って1ゴールとウルブズの堅守に苦しめられたシティだが、違いを生みだしていたのは決勝点を挙げたスターリングだ。

今季のスターリングは新加入のジャック・グリーリッシュや昨季から大きく飛躍を見せるフィル・フォーデンの存在もあり、出場機会を失っていたが、11月以降は生まれ変わったかのように活躍して見せている。特にドリブルでの突破と裏ヘの抜け出しは見違えるようになっている。

ウルブズ戦でも対峙する相手を苦にしない加速力のある突破を武器に2回のドリブルを成功させている。ウルブズのロマン・サイスの裏を取ってボックス深い位置に進入することも増えており、右サイドから攻撃を活性化させていた。裏への抜け出しも、オフサイドラインを確認してから飛び出す冷静さも身に付いており、スランプ時からは考えられないようなパフォーマンスを披露している。

また、英『talksport』によればウルブズ戦で決めた得点がプレミア100点目のメモリアルゴールだったようだ。アラン・シアラーやティエリ・アンリ、セルヒオ・アグエロといった優秀な点取り屋たちと同じく三桁得点を記録しており、スターリングは32番目になった模様。

試合を戦うごとにパフォーマンスが向上しているスターリング。不調でいわれていたがゴールは既に4点目となっており、チームではベルナルド・シウバに続く得点源となっている。長い時間スランプが続いたが、今後は頼れる選手としてチームに貢献するようだ。

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