このままではアーセナルに戻れない レンタル先でもがく“22歳”のアタッカー

今季はフェイエノールトでプレイしているR・ネルソン photo/Getty Images

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オランダへ向かった下部組織出身FW

はたして、評価上昇を目指して今夏オランダへと向かったアーセナルのレンタル戦士は、無事に成長を遂げてロンドンに帰ってくることができるのか。2021-22シーズン、エールディビジで必死にもがいているのはFWリース・ネルソン(22)だ。

2017年9月に17歳の若さでトップチームデビューを果たした男も、もう22歳。そろそろアーセナルで居場所を見つけなければならない年齢となっただけに、今夏向かったフェイエノールトでは相当なインパクトを残さねばならない。おそらく、R・ネルソンのなかにそういった気持ちは間違いなくあるだろう。近頃のガナーズではエミール・スミス・ロウやブカヨ・サカといった後輩たちが活躍中。ガナーズにおける立場は怪しくなってきているだけに、少なからず焦りはあるはずだ。

しかし、逆襲を図るために向かったフェイエノールトでも、R・ネルソンの立ち位置は微妙だ。移籍直後から怪我で出遅れた同選手は、今季ここまでなかなか出番を得ることができていない。公式戦出場こそ11試合あるものの、スタメン起用されたのはたったの1度。その1試合平均出場時間もわずか20.1分となっている。加えて、移籍直後はトレーニングの強度についていけなかったと蘭『De Telegraaf』が伝えていた。ネガティブな要素は少なくないと言っていいだろう。
現地時間9日に行われたヨーロッパ・カンファレンスリーグのマッカビ・ハイファ戦では移籍後初ゴールも決めたR・ネルソンだが、その現状は少し厳しいかもしれない。はたして、アーセナルからオランダに向かった才能は、このまま終わってしまうのか。ここからの奮起には期待したいところだが、はたしてR・ネルソンの運命やいかに。

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