ビエルサの教え子にマンUが熱視線 ラングニックがクラブに要望した万能な中盤戦士

マンUにフィリップスがくれば一気に中盤は安定することになる photo/Getty Images

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獲得できれば大きい

今夏の移籍市場から指摘されていたマンUのボランチ補強の必要性。12月となった今でも継続してボランチを補強するべきだという声が聞かれる。実際にポール・ポグバが負傷したことで、起用できる選手はフレッジ、スコット・マクトミネイ、ネマニャ・マティッチの3人しかいない。さらにどの選手もワールドクラスなのかと聞かれれば疑問符が残るプレイヤーであり、今冬、もしくは来夏での獲得が必須となる。

英『90min』によれば新監督であるラルフ・ラングニックが新たなボランチの戦力をクラブに要求していると報じており、ライプツィヒのアマドゥ・ハイダラ、リーズのカルヴィン・フィリップス、ボルシア・ドルトムントのジュード・ベリンガムの名前が挙がっているようだ。

どの選手も実力のある素晴らしい選手だが、今の赤い悪魔の問題を解決できる選手はフィリップスとなるだろう。

リーズのアカデミーで育ち、そのままトップチームデビューを飾ったイングランド代表MF。リーズ一筋のフィリップスは名将マルセロ・ビエルサが最も評価する選手の一人であり、チームの屋台骨のような選手だ。今季は怪我に悩まされており、リーズが下位に沈んでいるのも、フィリップスの離脱が大きく影響しているといわれている。

そんなフィリップスは攻守両面で活躍できる選手だ。攻撃では正確なキック精度を武器にパスを供給することができ、守備では攻撃の芽を摘む鋭いタックルを見せる。終盤まで走ることのできる豊富なスタミナも持っており、中盤を任せるのであればピッタリな能力を持っている。

マクトミネイが不安定になっている今の中盤では必要な人材であり、今後の獲得はあるのだろうか。

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