SBからウイングまでどんとこい マンUやインテルでの経験を古巣に還元する36歳

サイドのポジションをすべてこなす photo/Getty Images

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リヴァプール戦ではウイングで起用される


今季インテルから古巣へと復帰した男がアシュリー・ヤングだ。マンチェスター・ユナイテッドなどビッグクラブも経験したプレイヤーは、36歳となった現在も大きくアストン・ヴィラに貢献している。

強力なウインガーとして若くしてワトフォードやアストン・ヴィラで台頭したヤングは、2011-12シーズンよりマンチェスター・ユナイテッドへ移籍する。サイドハーフで重宝されると、翌年のリーグ優勝に貢献。その後はサブに甘んじる機会も少なくなかったが、豊富な運動量や精力的な守備を評価されてSBにコンバートされると、2019-20シーズンにはキャプテンに就任してチームを支えた。

同シーズン途中にインテルへと移籍すると、アントニオ・コンテ監督の下でウイングバックも経験。持ち前の攻撃力とマンU時代に培った守備を大きく活かして、すぐに戦術にフィットすると、翌年には26試合1得点でセリエA優勝にも貢献した。

今季からは古巣のアストン・ヴィラへ復帰した。ヴィラではここまでプレミアリーグ11試合に出場。SBだけでなくサイドハーフやウイングも務めるなど、戦術によって攻守両面での起点となっているのだ。今季で36歳となった同選手。数々の経験によって培われた攻守の献身性は現在のプレイスタイルにもつながっているのだろう。復帰後初得点はまだ決めていないヤングだが、彼がゴールネットを揺らす姿に期待したい。

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