今季キャリアハイの10得点も降格を経験 北九州の“ナンバー10”となった22歳の選択は

北九州で10番を背負う photo/Getty Images

清水からレンタル移籍中の高橋

今季のJ2を7勝14分21敗と大きく負け越し、21位でシーズンを終えたギラヴァンツ北九州。来季はJ3へ降格となったクラブにおいて主力選手たちはどのようなオフシーズンを迎えるだろうか。

大きな注目が集まるのが高橋大悟だろう。2019年夏に清水エスパルスから期限付き移籍で加入し、類まれなる得点力とセンスを見せつけてシーズン途中加入ながらJ3で7得点を記録。チームをJ2昇格へ導いた。昨年から10番を背負い2年連続で40試合を超える出場数を記録すると、今季はキャリアハイとなる10ゴールを挙げてチームでも中心選手として大きく成長した。

しかし勝利につながったことは7度のみと、悔しいJ3降格を経験した今シーズン。清水へ復帰するか、それとももう1年北九州でJ3を戦うか彼にとって大きな選択を迫られるオフシーズンとなるかもしれない。今季はJ2で全試合フル出場を果たすなど大きく活躍しており、来季清水に復帰となっても十分に戦えることだろう。

来シーズンの高橋はどのユニフォームを着てプレイしているだろうか。神村学園から加入し、現在22歳とまだまだ成長著しい攻撃的MFだ。高精度なシュートとパスで攻撃を司り、質の高いドリブルでチャンスメイクできる北九州の10番の今後にも大きく注目したい。

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