南米から出てきた“2人”のアルバレス ラウタロ、スアレスと比較される点取り屋コンビ

リーベル・プレートで大ブレイクしたフリアン・アルバレス photo/Getty Images

欧州でも期待に応えられるか

南米からは続々と優秀な若手アタッカーが出てくるが、今注目されているのは2人のアルバレスだ。

まず1人はアルゼンチンの名門リーベル・プレートで活躍する21歳のアルゼンチン代表FWフリアン・アルバレス。

すでに欧州でも有名な存在になっており、今季はリーグ戦35試合で20得点12アシストを記録。今季に入って急激にブレイクした選手だ。

170cmと小柄だが、インテルでプレイする同じアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスに近いタイプと評される。ラウタロはアルゼンチン国内のラシン・クラブからインテルへ移籍し、今ではインテルのトップスコアラーだ。アルバレスにも同じようなルートで活躍することが期待されている。

ペニャロールで高い評価得るアグスティン・アルバレス photo/Getty Images

アルゼンチン、ウルグアイの今後を担う選手へ

2人目のアルバレスは、ウルグアイの名門ペニャロールで活躍する20歳のFWアグスティン・アルバレスだ。

今年は40試合に出場して23得点5アシストの成績を残しており、スペイン『MundoDeportivo』はバルセロナも注目の逸材としてリストアップしているという。

アグスティンはウルグアイ代表の方でデビューも済ませており、アトレティコ・マドリードでプレイするウルグアイ代表FWルイス・スアレスとの比較もある。

近年のウルグアイといえばスアレス&エディンソン・カバーニの前線コンビが自慢だったが、ベンフィカで活躍する22歳のFWダルウィン・ヌニェスとペニャロールのアグスティンは2人に代わる新時代のストライカーコンビと期待されているわけだ。

今から5年半前の2016年にはブラジルからFWガブリエウ・バルボサがインテルへ、その半年後にはFWガブリエウ・ジェズスがマンチェスター・シティへ移籍し、2人のガブリエウには注目が集まった。

今は2人のアルバレスが話題で、どちらも近いうちに欧州へやってくるだろう。果たして21歳の2人は欧州でもすぐに結果を出せるだろうか。

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