ついにレスターからステップアップの時 ペップ・シティが狙う“中盤の理想形”となった男

レスターで輝きを放つティーレマンス photo/Getty Images

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争奪戦は避けられない

セルヒオ・アグエロに並ぶストライカーを常に探しているマンチェスター・シティだが、フェルナンジーニョが今季で退団する可能性のある中盤底のポジションも目ぼしい選手を見つけておく必要がある。現状のスタメンはロドリでいいのだが、疲労を考えるとローテーションできる選手が欲しい。

英『Sports mole』によればレスター・シティのMFユーリ・ティーレマンスがターゲットになっているとのこと。同じくレアル・マドリードも彼の動向を追っているようで、来夏争奪戦になるとすれば、スペインの白い巨人がライバルになる。

ティーレマンスはベルギーの名門アンデルレヒト出身のプレイヤーであり、その後モナコを経由してイングランドに上陸している。移籍後は中盤の核となる選手として躍動し、昨季はリーグ5位でのフィニッシュに貢献。今夏の移籍市場ではリヴァプール行きが囁かれたが、成立せず残留している。

攻撃守備それぞれに武器をもち、バランスの取れたボランチとして知られるベルギー代表MF。攻撃では正確なパスやミドルレンジからのシュートで違いを作り、守備では豊富なスタミナを生かして積極的なプレッシングを行うことができる。まさに中盤の理想形だ。

シティとすれば中盤の底で使うのもありだが、一つ前のポジションでピッチに立つのも悪くない。ベルナルド・シウバのような守備ができることで中盤の強度が高まり、プレイスキックではケビン・デ・ブライネ並みの精度を誇る。ロドリの控えとしてベンチ要因にするのも勿体ないため、便利屋としての活躍となるか。

24歳とまだ若いながらも既にプレミアではトップクラスのMFであるティーレマンス。争奪戦となりそうな予感だが、いったいどのクラブが彼を獲得することになるのだろうか。

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