もうサネを批判する者は誰もいない 25試合で《10得点11アシスト》奪う左の翼

バイエルンで結果を残しているサネ photo/Getty Images

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昨季とほぼ同じ成績に

大怪我の問題もあって苦しい時間を過ごしたこともあったが、バイエルンにて快速レフティーアタッカーは蘇った。

指揮官ユリアン・ナーゲルスマンの下で充実の時を過ごすのは、ドイツ代表FWレロイ・サネだ。

バイエルン移籍後のサネには批判的な意見もあったが、今では称賛する声の方が圧倒的に多くなっている。ここまで25試合に出場して10得点11アシスト。これで文句をつけられるはずがない。
昨季のサネはバイエルンにて全コンペティション合わせて44試合に出場し、10得点12アシストという成績だった。今季はすでに昨季とほぼ同じ成績に達したことになる。

以前のサネは右サイドで起用されることも多かったが、今季は右での起用が減少。左サイドが主戦場となり、こちらの方がやりやすいのだろう。指揮官が代われば選手の起用法も変わるものだが、サネとナーゲルスマンの相性は合っている。

ドイツ代表の方では今夏のEURO2020にて批判も浴びたが、今のサネなら左サイドの1番手になれるはず。現在ドイツを指揮するのは昨季までバイエルンを指揮していたハンジ・フリックだが、今のサネをどう見ているのか。ドイツ代表でも今のサネを引き出せれば、かなりの戦力となるはずだ。

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