レアルのサイドアタッカーはヴィニシウスだけじゃない 復調を見せる“黄金の左足”

既に今季5ゴール目を挙げたアセンシオ photo/Getty Images

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日本代表との試合でもゴールを決めた

2-0でレアル・マドリードの勝利となったマドリード・ダービー。黒星となったしまったアトレティコ・マドリードはリーグを独走するレアルを止められると期待されたが、決定力の差を見せつけられる形となった。

好調を維持するカリム・ベンゼマとヴィニシウス・ジュニオールのコンビがゴールに関与することになったこの試合だが、右サイドでも存在感を放った人物がいる。FWマルコ・アセンシオだ。

日本代表の久保建英も在籍しているマジョルカでキャリアをスタートさせたアセンシオは2014年にレアルに引き抜かれる。その後ローン移籍で加わったエスパニョールで結果を出し、トップチームに加わると、17-18シーズンにキャリアハイとなる6ゴール6アシストを記録。スペイン代表でも活躍する選手になったが、伸び悩むことが多くなり、今夏の移籍市場では売却も囁かれていた。

だが、シーズンが始まってみれば新監督であるカルロ・アンチェロッティはマルコ・アセンシオに継続して出場機会を与え、ここまで5ゴールと復調させている。前述したアトレティコとのダービーでもダメ押しとなる追加点を利き足である左で決めており、大きく貢献している。守備でも右サイドバックのダニ・カルバハルと共に右サイドで堅守を誇っており、頼れる選手となっている。

西『MARCA』でも今季から存在感を示しているロドリゴとポジジョンを争えるようになったとアセンシオを高く評価している。実際にアセンシオの復調がなければ、ロドリゴがファーストチョイスであり、チーム内で良い競争力が生まれている。

東京五輪で日本代表相手に印象的なゴールを決めたアセンシオは、夏の活躍の勢いそのままにスペインでも素晴らしいパフォーマンスを披露している。ゴール数は既にキャリアハイの6ゴールに迫る5ゴールであり、今後の得点量産にも期待が掛かる。

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