“207試合506点”を決めるペップ・シティの得点力 どこからでも点が奪える15人のスコアラー

記念となる500ゴールを決めたフォーデン photo/Getty Images

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リーズ戦ではアケとストーンズが初ゴールを記録した

指揮官にジョゼップ・グアルディオラが就任して以降、攻撃力を特長とするチームに成長しているマンチェスター・シティ。17-18シーズンには106得点、19-20シーズンには102得点とリーグ戦で三桁ゴールを記録することも珍しくなかったチームだが、今季は少しおとなしい印象だ。

16試合を終えて得点数は33点。同じ試合数を消化したリヴァプールは45点、チェルシーは38点と他クラブが数字を伸ばした中で、シティはゴール数を伸ばせずにいた。だが、プレミアリーグ第17節リーズ戦では7-0と以前までの爆発的な攻撃力を思い出させるゴールショーを演じ、総得点数を40点にまで伸ばしている。

英『talk SPORT』によればフィル・フォーデンの先制点がペップ就任後の記念すべき500ゴールだったようで、リヴァプールの監督を務めるユルゲン・クロップが達成した234試合で500ゴールの記録を破ったとのこと。その後、シティは計7ゴールを決め、207試合で506得点を記録している。

1試合で2ゴール以上を決めている計算となるシティだが、やはり得点力はずば抜けている。もちろん、優秀なストライカーであるセルヒオ・アグエロがこの数字に大きく貢献しているといえるが、昨シーズンは怪我や新型コロナウイルスの影響でほぼ稼働できず、今季はバルセロナへ移籍している。この1年半は本職のストライカーに頼らずこの数字を残しており、彼らのどこからでもゴールを奪える得点力の高さには脱帽だ。リーズ戦でネイサン・アケとジョン・ストーンズが得点を決めたことで、ゴールを決めた選手が15人にまで増えており、チェルシーの16人に迫る勢いを見せている(データは『WhoScored.com』より)。

さらにトッテナムのハリー・ケインやボルシア・ドルトムントのアーリング・ハーランドといったアグエロ並のストライカーをシティは来夏の移籍市場で望んでおり、実現するようなことがあればさらに数字を伸ばすことになりそうだ。

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