レヴァンドフスキ以外にも躍動する“33歳”が ブンデスで復活果たす大迫の元相棒とは

ヴォルフスブルク戦で2ゴールの活躍を披露したモデスト photo/Getty Images

今季早くも二桁得点達成

2021-22シーズン、ここまでブンデスリーガで得点ランキングトップを快走するのはバイエルン・ミュンヘンのFWロベルト・レヴァンドフスキだ。第16節終了時点で18ゴール。8月に33歳を迎えた同選手だが、今季も怪物ストライカーのゴールラッシュは止まらない。

そんななか、今季のブンデスにはそんなレヴァンドフスキのほかにも注目すべき33歳がいるのをご存知だろうか。その選手とは、ケルンに所属するFWアントニー・モデストだ。昨季リーグ戦では無得点に終わった同選手だが、2021-22シーズンは華麗な逆襲劇を披露している。

モデストといえば、かつては日本代表FW大迫勇也と共闘していた頃の姿を思い出す人も多いだろう。2016-17シーズンにはケルンの前線で大迫とコンビを組み、驚異のリーグ戦25ゴールを記録した同選手。当時の彼は、間違いなくブンデス屈指のストライカーと呼ぶにふさわしい選手だった。

だが、そこからモデストのキャリアは一度下降する。ブンデス屈指の点取り屋という看板を引っ提げて2017年に中国へ向かうも、クラブと揉めて2018年にケルンへ復帰。そこから思うように調子を取り戻すことできず、モデストは昨季まで苦悩の時間を過ごしていた。

しかし、今季のモデストは一味違う。2021-22シーズンの同選手は開幕からコンスタントにゴールを積み重ねると、現地時間14日に行われたブンデス第16節のヴォルフスブルク戦でついに10得点へ到達。実に5季ぶりとなるリーグ戦での二桁得点を達成することとなっている。現時点での得点ランキングも4位と絶好調だ。

ここ数年は苦しい時期を過ごしていたものの、2021-22シーズンに大復活を遂げているモデスト。果たして、彼はここからどれほどその得点数を伸ばしてくるか。ケルンで奮闘する33歳の活躍からは今後も目が離せない。

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