カタールで“159ゴール”奪うFWも アフリカネーションズカップで見るべき3人のFW

アルジェリア代表のブーンジャー photo/Getty Images

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欧州主要リーグのタレント以外にも興味深い存在がいる

来年1月8日よりスタートするアフリカネイションズカップでは、エジプト代表FWモハメド・サラー、コートジボワール代表FWセバスティアン・ハラーなど、欧州で結果を残しているアタッカーたちに注目が集まる。

しかし、他にも注目したい点取り屋は複数いる。欧州主要リーグでなくとも、良い状態を維持している実力者はいるのだ。

例えばアルジェリア代表FWバグダード・ブーンジャー(30)。欧州でのプレイ経験はないが、ブーンジャーはカタールの強豪アル・サッドのスーパーエースだ。
アル・サッドでは通算153試合に出場し、159得点44アシストを記録。アルジェリア代表の方でも50試合で22得点を記録しており、アジアでプレイしている選手だからと侮ることは出来ない。今年だけで32点を挙げている危険なストライカーだ。

伊東とチームメイトのオヌアチュ photo/Getty Images

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今のアフリカはタレントが揃っていて面白い

同じく今年1年で32点挙げた選手では、モロッコ代表FWアユーブ・エル・カービにも注目したい。

エル・カービは今季よりトルコのハタイスポルでプレイしているが、昨季は国内の強豪であるウィダード・カサブランカでプレイ。そこでリーグ戦18得点を挙げ、昨季の得点王に輝いた。

移籍したハタイスポルでも今季リーグ戦6得点と結果を出しており、ヴァイッド・ハリルホジッチ率いる代表の方でも28試合で19点を決めている危険な点取り屋だ。

ナイジェリア代表では、やはりヘンクで日本代表FW伊藤純也と一緒にプレイしている201cmの大型FWポール・オヌアチュの頑張りに期待したい。

ナイジェリアは他にもナポリのヴィクター・オシムヘンなど優秀なFWが揃っているが、オヌアチュの高さは貴重なオプションになるはず。昨季はヘンクでリーグ戦33得点、今季もここまで10点奪っており、本来はもっと高いレベルでプレイすべき選手だ。

彼らをはじめ、セネガル代表のFWサディオ・マネやGKエドゥアール・メンディ、アルジェリアのMFリヤド・マフレズなど、今のアフリカはタレントが多く揃っている。今回のアフリカネイションズカップにも特別な視線が向けられるはずで、来年のワールドカップへアフリカ諸国の強さを見極めるのもいいだろう。

前回大会ではアルジェリアがセネガルを撃破して優勝を果たしているが、今年優勝するのはどこか。タレント力ではセネガルが一歩抜け出ているように見えるが、どこが優勝するか読めないコンペティションだ。

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