マフレズとポジションを争うほどに成長した まだ“24歳”のブラジル代表FWは過小評価されている?

評価を高めているジェズス photo/Getty Images

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既に6アシストを記録している

今季も過密日程ながらプレミアリーグでは順調に勝ち点を伸ばしているマンチェスター・シティ。次節も下位に沈むニューカッスルが相手であり、白星を掴む可能性が高い。そんなシティだが、主力選手と契約延長を行うようだ。

英『90min』によればFWガブリエウ・ジェズスと契約の延長を目指しているとのこと。具体的な契約年数の記載はないものの、長期契約になるのは間違いないようだ。

セルヒオ・アグエロが退団するまではまずまずの活躍を見せていたブラジル代表FWだが、今季は大きく飛躍したシーズンとなったか。以前まではセンターフォワードとして中央でプレイすることが多かった同選手だが、今季はサイドでの起用が増えており、活躍の場を広げている。

特に右サイドでの活躍が目立っているか。シティの右サイドといえばドリブラーのリヤド・マフレズが不動の地位を築いていたが、今季はジェズスとマフレズが熾烈なポジション争いを繰り広げている。マフレズが中央にカットインするのに対し、ジェズスは縦への抜け出しを得意としており、右サイドに新たなオプションが生まれることになった。また、中央に流れることでストライカーのように振舞うことができるジェズスは9番タイプ不在のシティを助けているといえる。11月末に行われたパリ・サンジェルマンとのCLグループステージでも重要な勝ち越し弾を決めており、大事な場面で点が取れることも増えてきた。

一気にやれることが増えた印象のジェズス。守備では相変わらず素晴らしい献身性を見せており、24歳とは思えないクオリティを見せている。以前まではアグエロの影に隠れがちだったため、評価されることが少なかったが、今季終了時まで今のパフォーマンスを継続できれば、より評価が上がることになるだろう。

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