チェルシーのCF問題に新たな解決策? 冬の移籍市場で狙うベルギーの才能とは

クラブ・ブルージュで印象的な活躍を披露するデ・ケテラエル photo/Getty Images

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足元の技術に優れた長身FW

今季は層の厚いスカッドを形成してシーズンに臨んだものの、そのチームがまだ完全に機能しきっていない印象も残るチェルシー。特にCFの問題はいまだ解決に至っておらず、ティモ・ヴェルナーやロメル・ルカクはなかなかゴールを量産することができていない。2020年夏、そして2021年夏と大きな期待を背負って加入したストライカーたちだが、現状は少し厳しい。

そんななか、チェルシーはこのCF問題を解決するために今冬またも補強に動くのか。英『football.london』によると、ブルーズは現在ベルギーで活躍する20歳の若手ストライカーに照準を合わせているという。

その選手とは、クラブ・ブルージュに所属するベルギー代表FWチャールズ・デ・ケテラエル(20)だ。同選手は以前までトップ下やウイングとして注目を集めていたプレイヤーだが、近年はCFとしての起用回数が増加している。191cmのサイズを生かしたポストプレイに、元来の強みである足元の技術も魅力的な同選手。今季ここまでジュピラー・プロ・リーグ19試合の出場で8ゴール6アシストを記録していることからも、その攻撃性能の高さは窺える。チェルシーが前線のテコ入れを図るのであれば、非常に興味深い人材であることは間違いない。
「もし選択ができる立場にいるのなら、ステップアップは積極的にしていきたいね。絶対的なトップクラブが僕を呼ぶのなら、その場でサインすることを選ぶかもしれない。ブルージュでの時間も素晴らしいけど、僕には野心があるんだ」(ベルギー『Het Laatste Nieuws』より)

そして、デ・ケテラエル自身も過去のインタビューではこのようにステップアップ願望を口にしている。『football.london』によると、その移籍金も最高で2250万ポンド(約33億円)程度となる見込みのようで、今後の状況次第ではさらに割引される可能性も出てきているようだ。才能豊かな若手がこの価格なのであれば、獲得してみるのはアリだろう。

今冬、新たにチェルシーの前線へ組み込まれるかもしれないベルギーのヤングタレント。はたして、ブルーズのCF問題を解決へと導くのは誰なのか。獲得となれば、デ・ケテラエルの奮闘には期待したいところだ。

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