かつてシャルケの躍進を支えた男が“就活中” 27歳でフリーとなったMFの運命は

かつてはシャルケの中盤で大きな存在感を放っていたベンタレブ photo/Getty Images

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キャリアの歯車狂った中盤戦士

かつてはシャルケの中心選手として、2017-18シーズンにおけるチームのブンデスリーガ2位躍進にも貢献した。しかし、そこから彼のキャリアは急下降。まだ27歳にして、所属クラブなしという状況に陥っている選手がいる。

その選手とは、アルジェリア代表経験も持つMFナビル・ベンタレブだ。2016年夏にトッテナムからシャルケへと移籍し、同クラブでは加入初年度から公式戦44試合に出場する活躍を披露した同選手。完全移籍へと移行した17-18シーズンも、彼は中盤に欠かせない選手としてチームの2位躍進に貢献した実績を持つ。数年前まで好調だったシャルケにとって、彼は欠かせない選手だった。

しかし、その後は徐々にキャリアの歯車が狂い始めたベンタレブ。2019年3月に規律違反を理由にリザーブチーム行きを宣告されると、以降もピッチ外での問題が指摘されるように。結局その後はニューカッスルへのレンタル移籍も挟んだが、鳴かず飛ばずのまま昨季終了後にシャルケを退団することとなってしまった。以降は獲得するクラブが現れないまま、現在までフリーの状態が続いている。シャルケでは背番号10も身につけた男だが、ベンタレブはまだ27歳の若さで苦しい状況を味わうこととなってしまった。
かつてはブンデスで印象的なパフォーマンスを見せていた中盤戦士だが、はたしてベンタレブはここから逆襲劇を披露することができるのか。仏『FootMercato』によると、現在の同選手には夏から練習に参加していたアンジェが獲得に動いているとのこと。フランスの地で評価再浮上となれば非常に興味深い復活劇となるはずだが、27歳MFの運命やいかに。

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