2年目で大きくブレイクした水戸のドリブラー 来季はJ1の舞台で輝くか

大きな活躍を見せる松崎 photo/Getty Images

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今季は8得点を記録した

水戸ホーリーホックで今季大きく成長したアタッカーが松崎快だろう。大卒2年目となる今季、主力を掴んだ同選手がチームの攻撃陣をけん引していった。

大宮アルディージャユースから東洋大学へと進学した松崎。切れ味抜群のドリブルを武器に先輩である坂元達裕の10番を引き継ぎ、FWや右サイドハーフで活躍した。

2020年に水戸へ加入すると、プロ1年目は33試合に出場し1得点を記録する。左利きながら右サイドを主戦場とするドリブラーであり、切り返しだけでなく前へと運ぶ推進力も彼の大きな武器だ。2年目の今シーズンは、41試合出場で8得点を決めており、12ゴールを挙げた中山仁斗に次ぐチーム2番目の成績を残した。

現在24歳の松崎はJ1クラブの注目を集めていることだろう。東洋大の先輩でもあるサガン鳥栖の仙頭啓矢やセレッソ大阪の坂元など、J2で活躍して個人昇格となったメンバーも少なくない。彼も先輩たちのように大きく羽ばたいていく可能性も十分にあるだろう。

今季のチームでも夏に平野佑一が浦和レッズへ移籍、柳澤亘がガンバ大阪へ加入するなどJ1クラブへ移籍した選手も多い。今季水戸で大きく成長したドリブラーが来シーズンはJ1の舞台で右サイドを切り裂く姿が見られるかもしれない。

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