“47試合で39得点”に関与する活躍 2021年は大忙しだった日本を代表する韋駄天FW

日本とスコットランドの両国でゴールを量産する古橋 photo/Getty Images

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年内はあと3試合が予定されている

19日にスコットランドリーグのカップ戦決勝が行われ、日本代表古橋亨梧率いるセルティックがハイバーニアンと対戦。古橋は[4-1-4-1]のセンターフォワードで先発を果たすと、後半に2得点を挙げ、2-1でセルティックがカップ戦を制することになった。2点目のゴールは古橋の代名詞ともいえるワンタッチゴールであり、スコットランドでさらに得点感覚を磨いたか。

そんな古橋だが、2021年は大きく飛躍した年となった。Jリーグでは30試合で12点を奪った2020年の記録を更新する21試合15ゴールを奪っている。国内リーグの中盤戦である7月にセルティックへ移籍したことで日本でのゴール数は15点で止まってしまったが、シーズン終了時にその得点記録を上回ったのは川崎フロンターレのレアンドロ・ダミアンと横浜F・マリノスの前田大然の2人のみだ。もし、移籍することなく、神戸でプレイしていれば前述した2人の得点王が残した23ゴールを上回るゴールを決めていた可能性はある。

セルティックでもその得点感覚は健在だ。リーグ戦では8ゴール、カップ戦では前述した2点を含む3ゴール、ELでは予選ラウンドを含めると5ゴールを挙げている。神戸、セルティックで2021年に決めたゴール・アシストを合計すると47試合で39ゴールに関与していることになる(天皇杯を含む)。一年で異なる2つのリーグでプレイしており、試合数も多く他のプレイヤーと比べることはできないが、ここまでコンスタントに得点に絡む選手もそうはいない。

クラブでは首位レンジャーズに追い付くためにも、代表では大迫勇也から定位置を奪取するためにも、これからも得点を量産し、チームを勝利に導いて欲しい。

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