そのドリブルはかつての“アザール風” チェルシーで注目しておきたいNEXTブレイク候補

チェルシー期待の逸材であるヴェイル photo/Getty Images

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近いうちの急成長に期待かかる逸材

MFメイソン・マウントやDFリース・ジェイムズを筆頭に、近年非常に楽しみなヤングタレントを数多く輩出しているチェルシー下部組織。かねてより才能の宝庫ではあったのだが、ここ数年でさらにその注目度は上がっていると言えよう。出身者のなかには他クラブで活躍している選手も多く、同アカデミーで育った若手はサッカー界で一種のブランドとなりつつある。

そんななか、またもチェルシー下部組織から楽しみな逸材が出てくることとなるか。ひとり注目しておきたいのは、U-19イングランド代表MFハーヴェイ・ヴェイル(18)だ。

攻撃的MFを主戦場とし、ときには左サイドのアタッカーも務めるヴェイル。何より魅力的なのはそのドリブル技術で、同選手は姿勢を低くしながらタッチの多いボール捌きで突破を図る。得意とするのは左足だが、その姿はどこか往年のエデン・アザールを彷彿とさせる部分があると言っていい。早いうちに一定の経験を積むことができれば、近い将来はトップチームの主力として活躍することも可能かもしれない。
現在のU-23カテゴリにおいては、他の選手よりも一段階上のステージに立っている印象も強いヴェイル。そんななか、トーマス・トゥヘル監督は現地時間22日に行われるEFLカップ5回戦・ブレントフォード戦に向けて、ほかのアカデミー戦士数名とともに彼を帯同メンバーに招集したと英『football.london』が伝えている。もし、このブレントフォード戦で出番が回ってくるのであれば、ぜひそのプレイはチェックしておきたいところだ。

チェルシーが送り出す名門アカデミーの最新作。“アザール風”ドリブラー、ヴェイルの成長からは今後も目が離せない。

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