43歳でもブッフォンはまだまだ元気 “リーグ1位のセーブ数”を誇る偉大な守護神

今夏復帰したパルマで奮闘しているブッフォン photo/Getty Images

2部で奮闘する大ベテラン

いったい、この男はいつまで優秀な守護神で居続けるのだろうか。トップシーンからは離れてしまったものの、今夏向かった新天地で元イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォン(43)が非常に印象的なパフォーマンスを披露している。

来年1月で44歳を迎えるブッフォンだが、この大ベテランはまだまだ元気だ。夏にユヴェントスを退団して古巣のパルマへと舞い戻った同選手は、今季ここまで正守護神としてチームがこなしたリーグ戦全18試合に出場。主将も務め、最後方からチームを支えている。現在パルマはセリエBで14位に沈んでいるものの、この順位に踏みとどまることができているのは彼の活躍によるところも大きいと言っていいだろう。

実際、データサイト『SofaScore』によるブッフォンの今季における1試合平均評価点は「7.24」と高水準。これはリーグGK中3位となる数字だ。43歳を迎えながらも大ベテランが奮闘しているのは、こうした面からも読み取ることができる。

加えて、今季のブッフォンはそのほかのスタッツも優秀。これまでに記録しているセーブ数(66回)やPKセーブ数(2回)はリーグで最も多い数字となっており、パス成功率もGKとしてはリーグ2位(出場10試合以上)となる75.83%を記録している。その堅実なプレイぶりは今なお健在だ。

43歳ながら、依然として安定感あるプレイでチームを支えているブッフォン。全盛期と比べれば力は落ちているかもしれないが、イタリアが誇る偉大な守護神はまだまだピッチで頼もしい姿を見せてくれている。

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