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82枚イエロー受けても退場を回避する男? まだ“2回”しか退場していない潰し屋の意外な数字|theWORLD(ザ・ワールド)|世界中のサッカーを楽しもう!

82枚イエロー受けても退場を回避する男? まだ“2回”しか退場していない潰し屋の意外な数字

レアルの潰し屋・カゼミロ photo/Getty Images

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意外にカードトラブルが少ない

19日に行われたレアル・マドリードVSカディスの一戦はスコアレスドローに終わったが、その中で議論を呼ぶプレイがあった。

前半26分、カディスMFイバン・アレホに対して後方から激しいチャージを仕掛けたレアル・マドリードMFカゼミロのプレイだ。

ほぼ真後ろからアレホの足首あたりを両足で削る格好となったわけだが、主審はイエローカードを提示するに留めた。一部ではレッドカードでもおかしくないとの意見も出ていたようだが、ひとまずカゼミロは早い時間帯での退場を回避することが出来た。
カゼミロといえば時にハードなタックルも厭わぬレアルの番人であり、その役割から警告をもらうことも少なくない。レアルでは309試合をこなして82枚のイエローを受けているのだが、興味深いことにカゼミロは2回しか退場したことがないのだ。

上手く計算しているのか、もらったカードの割には退場になった回数が少ない。一発退場もレアルではゼロだ。激しく相手を潰しながら、カードの内訳は意外にクリーンと言える。

これはブラジル代表でも同じで、59試合に出場して退場したことは1度もない。イエローカードは15枚もらっているが、こちらもカードをもらってから上手く対処しているようだ。

「あれはカゼミロの戦略的ファウルだった」

「カゼミロはサッカー界の中でもレッドを回避している幸運な選手だ」

「カゼミロは今後もレッドカードをもらわないだろう」

SNS上では今回のタックルを巡って様々な意見が出ているが、カゼミロも一発退場にはならないとの確信があったのだろうか。潰し屋として相手アタッカーを削りつつ、退場の機会が少ないところも一流守備的MFの要素の1つなのかもしれない。

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