本間至恩のような輝きにも期待 横浜FMから加入のドリブラーが新潟で主力となるか

横浜FMでも出場した松田 photo/Getty Images

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横浜FMの松田が加入

アルビレックス新潟は横浜F・マリノスから松田詠太郎をレンタルで獲得することを発表した。J3やJ1でも出場経験のある若きドリブラーは新潟の攻撃陣をけん引できるだろうか。

昨季横浜FMのアカデミーからトップチームへ昇格した松田は、1年目にSC相模原へとレンタルで加入。J3でレギュラーとして活躍し、7試合1得点を記録する。本来は1年間の加入だったものの、復帰を繰り上げて夏に横浜FMへ復帰する。J1で15試合に出場するなど大きな経験を積んだ1年となった。

昨季は修行の場を大宮アルディージャへと移した松田。活躍が期待されるものの、わずか10試合の出場にとどまるなど、主力となり切ることはできなかった。それでも出場すれば、得意のドリブルで敵陣を切り裂き好機を演出するなど可能性を見せて自身をアピールした。さらに得点を奪えることができれば、主力として定着できるはずだ。

新潟は来シーズンはコーチを務めてきた松橋力蔵監督が指揮を執ることが決まっている。前指揮官のアルベルト監督が植えつけたスタイルを軸とした戦術を志向するとなれば、サイドを主戦場とし足元の技術も高い松田にもチャンスはあるだろう。松田と同じくドリブルを武器として新潟の顔となっている本間至恩のようにサイドアタッカーとして輝きを放つことができるか。大きな期待を寄せられたドリブラーはJ2の舞台でどのような輝きを見せてくれるのか。来季の松田にも注目したい。

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