左足から放たれるシュートは稲妻級 ペップ・シティが注視するセルビア代表FWの実力

今季もゴールを量産しているヴラホビッチ photo/Getty Images

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悪くない選択肢だ

ボルシア・ドルトムントのアーリング・ハーランドとフィオレンティーナのドゥシャン・ヴラホビッチの2人は複数のビッグクラブから関心を寄せられている若いストライカーであり、来夏の移籍市場では争奪戦になることが予想されている。特にイタリアで活躍するヴラホビッチは昨季大きく飛躍した選手であり、既に人気銘柄となった。

2018年からフィオレンティーナでプレイするセルビア代表FW。昨季リーグ戦で21ゴールを決めると一気にブレイクし、今季もここまで16ゴールを挙げている。2季連続での活躍もあり、昨季はまだ疑いの目を持つサッカーファンも少なくなかったといえるが、今季のパフォーマンスを見れば疑う余地はない。

英『Daily Mail』では元マンチェスター・シティで活躍したマイカ・リチャーズが「ストライカーとして必要なものをすべて持っている」と称賛している。続けて振りの早い左足には「まるで稲妻だ」と彼の武器である左足の精度を高く評価しているようだ。

シティとしては来夏、もしくは今冬での獲得はあるのか。バルセロナ行きが噂されていたフェラン・トーレスの交渉が進んでおり、合意との報道が出ている。総額84億円の移籍金になるといわれており、そのお金をそのままセルビア代表FWに回すのも悪くないだろう。セルヒオ・アグエロ、トーレスと前線の枠は空いており、ボックス内で能力を発揮するタイプを加えることができれば、新たなオプションとして重宝するはずだ。ヴラホビッチとフィオレンティーナとの契約延長は破談になったとの話もあり、高額な資金が必要となるハーランドと比べ獲得しやすいか。

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