CLのキャリアハイが《5ゴール》は物足りない ルカクは強豪潰しで9750万ポンドFWの証明を

チェルシーに加わったルカク photo/Getty Images

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チェルシーを連覇へ導けるか

昨季インテルをスクデットへ導き、今夏に9750万ポンドの移籍金でチェルシーへ移籍したFWロメル・ルカク。

一流のストライカーとしてプレミアリーグへ戻ってきたわけだが、物足りない部分が1つある。チャンピオンズリーグでの成績だ。

ルカクのクオリティは確かだが、キャリアを通じてチャンピオンズリーグでは2017-18シーズンの5得点が最多となっている。
当時はマンチェスター・ユナイテッドでプレイしていたが、バーゼル戦で1点、CSKAモスクワ戦で計3点、ベスト16のセビージャ戦で1点を挙げている。チームはベスト16で敗退となり、ルカク個人としても納得のいかない数字だっただろう。

昨季はインテルのエースとしてチャンピオンズリーグで4点挙げたが、チームはグループステージで敗退。グループステージのボルシアMG戦2試合で4点を挙げたが、2017-18シーズン同様にビッグクラブと呼べる相手から得点を奪えていないのは気にかかる。

今季はゼニト戦で1点ずつの計2点を記録しているが、決勝トーナメントに入ってから強豪相手に得点を奪えるのか。チェルシーは昨季王者として今大会に臨んでおり、連覇を果たすうえでもルカクには9750万ポンドの移籍金に見合う活躍が求められる。

ここまではプレミアリーグでも3得点とやや苦戦気味だが、チャンピオンズリーグでキャリアハイの5点を超える数字を残せるのか。真の一流と認められるためにもチャンピオンズリーグでの結果が欲しいところで、チームタイトルに加えて個人の数字も伸ばしたい。

今季はベスト16でリールと対戦する予定となっており、チェルシーから見れば格下だ。ルカクとしてはここから勢いに乗りたいところで、優勝候補の一角であるチェルシーでどこまで暴れられるか注目だ。

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