今季のレアルは彼抜きで語れない “23試合で28点”に関与する白い巨人の点取り屋

絶好調のベンゼマ photo/Getty Images

絶好調だ

未だに1敗と好調を維持しているレアル・マドリードだが、間違いなくチームの中心にいるのだが、FWカリム・ベンゼマだ。

2009年から白い巨人でプレイしており、今季で12年目となるベンゼマ。クリスティアーノ・ロナウドやメスト・エジル、アンヘル・ディ・マリアらがスペインでプレイしていた時期から常にセンターフォワードはこのフランス代表が名を連ねている。シーズンでのゴール数が20点を超えることは彼にとって普通であり、今季は18試合で15ゴールを奪っており、20点の大台もすぐそこまで来ている。

前線以外でも輝ける万能さ、献身的な守備と彼の良さは様々だが、今季はスーパーゴールを簡単に決める印象が強い。直近のアスレティック・ビルバオ戦でもペナルティエリアの左側からゴール右隅にコントロールシュートを決めている。レベルの高い技術が必要となるゴールだが、あっさりと決めて見せた。これが今季のベンゼマの凄さだ。同じくバイエルン・ミュンヘンでゴールを量産しているロベルト・レヴァンドフスキもそうだが、能力の高いストライカーはシュートレンジの広さやシュートまでの流れが非常にスムーズである。

西『MARCA』でもベンゼマのおかげでレアルは2021年を勝利で終えることができたと高く評価している。もちろん、フランス代表FW以外の選手の活躍もあったが、21-22シーズンの前半戦のMVPは間違いなくベンゼマだろう。

リーガ、CL合わせて23試合で20ゴール8アシストしているベンゼマ。1試合に必ずゴールかアシストをしている計算であり、今季はどこまで数字を伸ばすのか。

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