ロッベンを彷彿とさせる右サイドからのカットイン 成長の止まらないアーセナルのヤング・タレント

右サイドからのキレが増しているサカ photo/Getty Images

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まだ20歳と若い

プレミアリーグ第19節アーセナル対ノリッジの一戦が行われ、結果5-0とガナーズの大勝となった。日本代表の冨安健洋は新型コロナウイルスの陽性反応が出たとして残念ながらベンチ外となったが、サウサンプトン戦から続く連勝を4にまで伸ばしている。勝ち点も35ポイントにまで伸ばしており、3位チェルシーとの差を6ポイントにまで縮めている。

最下位に沈むノリッジ相手にしっかりと勝ち切ったアーセナルだが、右サイドハーフとして先発を果たしたブカヨ・サカの活躍が目立っていた。

アーセナルのユースで育ったいわゆる生え抜きのサカ。以前は人員不足の左サイドバックとして起用されるなど、便利屋としての面もあった同選手だが、今季は右サイドで固定されており、彼の攻撃性能の高さが目立っている。

特に右サイドでボールを受けた際は縦への突破とカットインの2つの選択肢があり、対峙するDFとしては不用意に飛び込めない。サカはこれを利用し、右サイドから何度も好機を演出しており、2ゴールを奪っている。どちらも右サイドから左へのカットインであり、相手としても分かっているはずなのだが、止められない。さながらバイエルン・ミュンヘンで活躍したアリエン・ロッベンのようなドリブルスキルを持っており、プレミアトップクラスのアタッカーとなる日も近い。

英『football.london』でもマンチェスター・シティへ約152億円で移籍したジャック・グリーリッシュよりも優れていると高く評価している。実際に今季の成績を見れば、サカが5ゴール4アシスト、グリーリッシュが2ゴール2アシストであり、この指摘もあながち間違いではない。

自身の得意とする形からゴールを奪っているサカ。既に昨季残した5ゴール3アシストの数字を超えており、今季終了後までにどこまで結果を伸ばせるか期待したい。

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