3位との勝ち点差は6ポイント ホーム最強だったアーセナルは上位3クラブに割って入れるか

ノリッジに快勝したアーセナル photo/Getty Images

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ホームでは好調だ

プレミアリーグの上位3つの椅子は未だにマンチェスター・シティ、リヴァプール、チェルシーの3クラブが占めている。チェルシーは調子を落としたかに思われたが、27日に行われたアストン・ヴィラ戦にしっかりと勝っており、勝ち点を41ポイントにまで伸ばしている。

シーズン後半戦も彼らが上位を独占するというのが大方の予想だといえるが、4位アーセナルが連勝を重ね、勝ち点を35ポイントにまで増やしている。3位ブルーズとは6ポイント差であり、今後ひっくり返る可能性は少なからずあるだろう。

そんなアーセナルだが、前半戦はアウェイゲームでの成績が悪かった。ここまでのホーム9試合では7勝1分1敗と首位シティに並ぶ好成績だったが、アウェイは10試合で4勝1分5敗と苦しんだ。相手がシティやレッズ、マンチェスター・ユナイテッドのような強豪が多かったとはいえ、昇格組のブレントフォードや不調エヴァートン相手の負けが重くのしかかっている。

後半戦も今の勢いを保つことができれば、CL圏内である4位でのフィニッシュも見えてくるが、監督交代のあったマンチェスター・ユナイテッドとトッテナムは調子を上げており、消化試合数も少ない。彼らに追い付かれないためにも、前半戦苦手としていたアウェイでの対戦で勝ち点を落とさず、得意とするホームで強豪相手に一泡吹かすことができれば、CL行きも現実味を帯びてくる。

その試金石となるのが、元日に行われるシティとのホームゲームだ。第3節に戦っているが、0-5と大敗を喫している。冨安健洋ら新加入の選手が不在だったとはいえ、守備陣が崩壊してしまった。その後守備が改善され、堅守は今のアーセナルの一つの武器だといえるが、王者シティ相手にどこまでの戦いを見せられるのだろうか。

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