バイエルンがコマンの後釜を探している? ターゲットとなるのはプレミアで4番目にドリブルが上手い男

リーズで躍動するハフィーニャ photo/Getty Images

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単独で攻撃を完結させられる選手だ

昨季は9位でフィニッシュするなど、昇格組ながらプレミアリーグで自分たちの能力の高さを見せつけたリーズ。しかし、今季は主力に怪我人続出のアクシデントもあり、18試合を消化して3勝7分8敗と下位に沈んでいる。降格圏とは5ポイントしか離れておらず、後半戦での巻き返しに期待したい。

そんなリーズで孤軍奮闘しているのが、ブラジル代表のFWハフィーニャだ。

昨季フランスのレンヌからやってきたハフィーニャ。すぐに右サイドでフィットすると、加入初年度から6ゴール9アシストを記録。今季はカルヴィン・フィリップスやパトリック・バンフォードのような主力が離脱している中でもゴールを重ね、8得点を決めてチームをけん引している。中堅クラブの選手だが、その実力は確かであり、チェルシーやアーセナルといった強豪クラブからもゴールを奪っている。しかし、ハフィーニャがリーズでプレイするのは今季までかもしれない。

英『90min』はドイツのバイエルン・ミュンヘンが獲得を目指していると報じている。どうやら主力であるキングスレイ・コマンとの契約延長が難航しているようで、リーズのブラジル代表をバイエルンは代役として獲得したいようだ。

獲得する際にかかる移籍金は約5000万ユーロと高額だが、ハフィーニャの実力は確かだ。単独での突破が可能な高いドリブルスキルを持ち、今季も既に38回のドリブルを成功させており、これは現時点でプレミア4位の成績である。守備の献身性も兼ね備えており、コマンが抜けたとしてもその穴を埋められる存在だ(データは『Sofa Score』より)。

レンヌからリーズへ、そこからバイエルンとなれば一気にステップアップが狙えるハフィーニャ。今冬での移籍はないようだが、来夏の移籍市場で何か動きはありそうだ。

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