マンUら興味も今冬の移籍はナシ? ドイツで覚醒した18歳MFに集まる注目

各方面から今冬移籍の噂が浮上しているヴィルツだが…… photo/Getty Images

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レヴァークーゼンが手放さないか

今冬、ドイツが誇る次世代のスター候補は活躍の場を移すこととなるのだろうか。レヴァークーゼンのドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツ(18)には、現在各方面から移籍の噂が浮上している。

昨季レヴァークーゼンでブレイクし、今ではすっかりドイツ・ブンデスリーガを代表するアタッカーとなったヴィルツ。2021-22シーズンはここまで公式戦21試合の出場で8ゴール11アシストを挙げており、得点に絡む能力は一級品だ。18歳にしてこの完成度。注目が集まるのも無理はない。

そんなヴィルツには現在、バイエルン・ミュンヘンやレアル・マドリード、マンチェスター・ユナイテッド、チェルシー、リヴァプールといったクラブが今冬の獲得に興味を示していると英『Daily Mirror』などが伝えている。現在は欧州各メディアによって、今冬ヴィルツがどこへ向かうのかとの予想も乱立している状況だ。
しかし、はたして本当にヴィルツは今冬レヴァークーゼンを離れるのだろうか。ビッグクラブの補強話が盛り上がるのは非常に楽しみだが、彼に限っては所属クラブに手放す気がなさそうだ。実際、独『Bild』に対してレヴァークーゼンのスポーツディレクターを務めるルディ・フェラー氏は「契約の状況だけでなく、フロリアンとその家族は我々を信頼してくれている。あと数年はここで活躍してくれると我々はわかっているよ」と発言している。

加えて、現在のレヴァークーゼンはブンデスリーガでトップ4争いの渦中にある。いくら好条件のオファーが舞い込んでも、このタイミングでヴィルツを放出するのはリスクが大きい。過去にチェルシーへMFカイ・ハフェルツを売却したのも19-20シーズン終了後だったことを考えれば、よほどのことがない限り今冬の放出はなさそうか。

優秀な才能であることは間違いないものの、獲得するとなればもう少しの辛抱が必要となってくるであろうヴィルツ。将来はビッグクラブでプレイする彼の姿を見てみたいが、それが実現するのはまだ先のことなのかもしれない。

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