元日本代表DFは神戸に何をもたらす? 浦和を退団した男が新加入

浦和を退団した槙野 photo/Getty Images

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槙野智章の加入が決定

ヴィッセル神戸は浦和レッズを退団する槙野智章を獲得することとなった。今季はJ1で3位となった神戸に元日本代表DFはどんな力をもたらすだろうか。

今季浦和では31試合に出場して2ゴールを決めた槙野。天皇杯決勝では途中出場で後半アディショナルタイムに決勝ゴールを決めるなど、浦和をAFCチャンピオンズリーグへ導く活躍を見せている。来季の神戸では、トーマス・フェルマーレンが退団することが決まっており、彼の後釜としてディフェンスリーダーとしての輝きが求められるだろう。

槙野はフィジカル面の強さや対人の守備、積極的なオーバーラップなど好守において高い水準で活躍が見込める。浦和でも今季は、第24節まで1試合を除きフル出場を続けていた。チームの世代交代によって退団となってしまったが、実力はJ1でもトップクラスであり、神戸でもクオリティの高いプレイを見せられる。

それに加えて国際大会への経験の多さも槙野の大きな強みだ。広島で1度、浦和では5度ACLを戦っており2017シーズンには優勝も経験。神戸は今季3位となっているため、来季はアジアでの戦いも待っている。神戸はチームとして2020年に一度ACLに出場しているものの、チームにおいてアジアで戦う経験値は少ない。優勝を経験している槙野の加入はアジアでの戦いが少ないチームにとっても大きな武器となるはずだ。

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