4年で関東リーグからJ2へステップアップ 来季の水戸で見るべき25歳は

昨季はYSCCでプレイした photo/Getty Images

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今季富山で活躍した音泉

水戸ホーリーホックはカターレ富山より音泉翔眞の獲得を発表。来シーズンの水戸において主軸となれる男は、どのようなプレイを見せてくれるのだろうか。

東京国際大学を卒業後、2019年に関東リーグ1部に所属する東京23FCへ加入。翌年にはYSCCへと移籍すると、J3初挑戦ながら32試合2得点と活躍する。今季はカターレ富山へと活躍の場を移し、28試合3ゴールを決めて主力の座を掴んだ。

そんな音泉が来季、J2へと足を踏み入れる。元々はFW登録の選手だが、YSCCではFWだけでなくシャドーにサイドハーフ、WBと数多くのポジションを経験。その中で運動量豊富にハードワークしながら攻守に貢献する活躍を見せる。今季は富山で右WBを務め、積極果敢にアップダウンを繰り返して右サイドを制圧した。

水戸へ加入となればサイドハーフでの起用が見込まれる。積極的なドリブルとチャンスメイクは彼の持ち味であり、右サイドからの突破から決定機を作るなど、富山時代に比べてより攻撃的なプレイを披露できるのではないだろうか。過去にはJFLでキャリアをスタートさせ、6年後にはベルギーでもプレイして現在は横浜F・マリノスに所属している小池龍太のような選手も存在する。4年間で関東リーグからJ2まで駆け上がった音泉の新たなキャリアに期待したい。

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