ドイツやオランダでもプレイした元日本代表FW 磐田をJ2王者に導いた31歳の来季は

磐田で活躍した大津 photo/Getty Images

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今季磐田へ加入した大津

今季ジュビロ磐田に移籍して主力として活躍した男が、来季もチームに残留することが決まっている。過去にはドイツやオランダでもプレイし、横浜F・マリノスではJ1優勝も経験している大津祐樹だ。

大津は2008年に柏へ加入するとルーキーながら14試合に出場した。翌年は33試合6ゴールと主力として活躍するもJ2降格を味わった。2011-12シーズンからはブンデスリーガのボルシアMGでプレイするも、出場機会を得られず。翌シーズンからはエールディビジのVVVフェンロへと移籍して初年度から22試合に出場した。

2015年に柏へ復帰すると10番を背負った。2018年には横浜FMへ移籍して翌年にはJ1優勝も経験。今季から磐田へ加入し、2010年以来となるJ2のピッチに立つと、40試合に出場して6ゴールを記録。J2優勝の原動力となり、チームを3年ぶりのJ1へと導いた。

持ち味であるドリブルとスピードで相手を抜き去るスタイルは変わらず、テクニックやパスなど基礎の技術が非常に高くJ2でもかなりハイレベルなプレイを連発した大津。31歳となった現在も大きな成長を見られたシーズンだったといえる。

来季は再びJ1の舞台でどのようなプレイを披露してくれるだろうか。横浜FMでも高い技術でチームの戦力となっていた大津は、J1の舞台でも違いを生み出す存在になるかもしれない。遠藤保仁という最高の供給役も所属する磐田で、さらに進化した大津がJ1に旋風を起こすかもしれない。

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