キャリア18年目にして初のJ2 来季も大分でのプレイを決めた34歳MF

今季前半は湘南でプレイした梅崎 photo/Getty Images

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今夏大分へ復帰した

大分トリニータは梅崎司との契約延長を発表した。今季大分へ戻ってきたアタッカーはキャリア初となるJ2の舞台で輝きを放てるか。

大分のアカデミー育ちの梅崎は、2005年にトップチームへ昇格すると翌年には25試合3ゴールの活躍で大きく飛躍する。2007年からはフランスのグルノーブルでもプレイし、翌年に浦和レッズへ移籍。浦和加入後は複数回大きな怪我に見舞われ、厳しいシーズンを過ごしたが、2012年にミハイロ・ペトロヴィッチ監督の下でウイングバックやシャドーの位置で活躍し、33試合7ゴールを記録した。

2015年には浦和のJ1の1stステージ優勝を決める得点などを決め、31試合8得点とキャリアハイを更新。2018年から加入した湘南ベルマーレではアタッカーの1人として大きく活躍した。今季途中から古巣の大分へと復帰すると、4試合に出場して得点はなかった。

今でも彼のキレのあるドリブルやスピードは衰えておらず、ボールを保持しながらチャンスメイクができる。また浦和時代にはミハイロ・ペトロヴィッチ監督の下、味方を活かすプレイを身に付けており、単独でゴールへ進むだけではなく、得点を創出する力も持っている。

来季で18シーズン目を迎える梅崎だが、J2で戦うのは自身初の経験であり、来シーズンは初めてJ2のピッチに立つことになった。また2019年を最後に得点を決められていないため、彼がゴールネットを揺らす姿をサポーターも待ちわびていることだろう。初のJ2の舞台で、梅崎が大分を上位に引き上げる原動力となる。

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