レアルと契約してからもうすぐ7年 “ノルウェーの神童”はついにアーセナルで爆発した

若きアーセナルで主力となるウーデゴー photo/Getty Images

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チャンスメイカーとして才能花開く

2015年にレアル・マドリードと契約を結んでから6年。MFマルティン・ウーデゴーは、ノルウェーから出てきた特大の才能として大きな注目を集めた。

しかし、ウーデゴーのキャリアは決して順風満帆だったわけではない。2015年の5月には16歳にしてリーガ・エスパニョーラデビューを果たしたものの、戦力にはなれず。

そこからはオランダのヘーレンフェーン、フィテッセ、スペインのレアル・ソシエダとレンタル移籍の日々が続き、ウーデゴーの才能は花開くまでに時間がかかった印象だ。
それでもポテンシャルは大きかったのだろう。英『90min』は、現在所属するアーセナルにて最高のバージョンとなったウーデゴーを見ているのではないかと絶賛する。

若手が揃うアーセナルにて23歳のウーデゴーも特別な存在となっており、すっかり2列目のポジションを確保。チャンスメイクの部分で大きな役割を果たしている。

アーセナルは今夏に現在アストン・ヴィラでプレイするMFエミリアーノ・ブエンディアの獲得に関心を示していると言われていたが、そのブエンディアは3800万ポンドとされる移籍金でアストン・ヴィラへ向かいながら大苦戦を強いられている。アーセナルがウーデゴーをレアルから完全移籍で獲得した判断は正解だったと言えよう。

ノルウェーサッカー界にとってもウーデゴーの覚醒は大きく、ドルトムントで暴れる後輩FWアーリング・ハーランドとともにワールドカップやEURO出場へのカギを握る選手だ。

完全開花しつつあるウーデゴーがアーセナルをどこまで高みへ導いてくれるのか。ここからがノルウェー・金の卵のショータイムだ。

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