ドンナルンマは今のままで大丈夫なのか 出番分け合う現状にマンチーニは「非常に奇妙」

PSGへ移籍したドンナルンマ photo/Getty Images

運命のW杯プレイオフが迫る

EURO2020を制覇しながら、2022年のワールドカップ欧州予選でプレイオフに回ることになってしまったイタリア代表。

しかもプレイオフではポルトガル代表と同組になっており、イタリアかポルトガルのどちらかは本大会に進出できないことになる。

まさに絶対負けられない戦いだが、欧州王者イタリアで気になるのは守護神ジャンルイジ・ドンナルンマか。今夏にパリ・サンジェルマンへ移籍したドンナルンマはケイロル・ナバスと出番を分け合う前半戦を過ごすことになり、ここまで11試合しかプレイしていない。

伊『Gazzetta dello Sport』によると、代表監督ロベルト・マンチーニはチーム力に自信を持ちながらも、ドンナルンマの出場機会については不安があるようだ。

「我々はカタールへ行く。強いからね。我々は欧州のベストチームであり、勝利にふさわしい。この3年で負けたのは1度だけだ。他のゲームで負けるリスクを抱えたことはない」

「ドンナルンマは世界最高のGKであり、現状は非常に奇妙だ。彼が継続的にプレイしていないのは残念だよ。GKには出場機会が重要だからね」

当然ながら、3月のプレイオフには全選手が良好なコンディションを保って臨みたい。GKの場合は試合勘が重要となるが、ドンナルンマにその不安は当てはまるのか。

守備面では波に乗り切れていないユヴェントスDFレオナルド・ボヌッチ、ジョルジョ・キエッリーニのベテランコンビの状態も気にかかる。EURO王者として負けるわけにはいかないが、イタリアは意地を見せられるか。

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