マンUがユナイテッドしていない ネビル氏「彼らはお互いに助け合っていない」

キャプテンらしくないとネビル氏より批判を受けたマグワイア photo/Getty Images

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ドレッシングルームに不満が募っている

オーレ・グンナー・スールシャールからラルフ・ラングニックへと指揮官を交代し、建て直しを図るマンチェスター・ユナイテッド。しかし第19節ニューカッスル戦では降格圏に沈むチームを相手に1-1のドローに終わり、フラストレーションのたまる結果となってしまった。

いまひとつ調子が上がってこない古巣に対し、クラブOBのガリー・ネビル氏も心配を募らせている。彼は自身のツイッターで「ユナイテッドでは今朝、ドレッシングルームで不満があったようだ。ノリッジ戦、ニューカッスル戦では何かが正しくなかった。これらのゲームで4ポイントを得たのはパフォーマンスレベルを考えると大失敗ではない。スタッフ抜きでミーティングを行い、整理を!」と選手のミーティングを促した。

また、チームの結束にも問題があると同氏は見ているようだ。英『Sky sports』では、次のように語っている。
「態度、基礎。何かが正しくない。不平が進行中なんだ。彼らはお互いに助け合っていない。ドレッシングルームでの精神が本当に大事なんだよ。リーダーシップの問題がずっとある。マグワイアはキャプテンだが、キャプテンのように見えない。ロナウドが来て、彼はチーム内のヒエラルキーをブルーノ(・フェルナンデス)と逆転させてしまった。カバーニはベンチから出てくるシニアプレイヤーだ」

「正しくミックスされているとは思えない。オーレは数ヶ月にわたって苦闘してきて、今はラングニックがそれと戦ってる。彼らはピッチで幸せそうに見えないし、正しく修正していかないといけない」

同氏はニューカッスル戦後にサポーターに挨拶しなかったロナウドに対しても苦言を呈していたが、チームにフラストレーションが溜まっていることは明らかだ。監督が変わっても出場機会を得られないGKディーン・ヘンダーソン、DFエリック・バイリー、MFドニー・ファン・デ・ベーク、ジェシー・リンガードらは移籍を検討していると言われている。

その名に反して“結束”が見られないマンチェスター・ユナイテッド。30日のバーンリー戦でも改善が見られなければ、大きな不安を抱えたまま新年を迎えることになる。

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