元日本代表ストライカーがシンガポールへ アジアでも輝いた36歳の次なる挑戦は

今季は京都でプレイした李忠成 photo/Getty Images

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京都を退団した李忠成

京都サンガFCはFW李忠成がアルビレックス新潟シンガポールへ移籍したことを発表した。Jリーグや日本代表でも記憶に残るゴールを生み出してきた男が、シンガポールへと挑戦することとなった。

李忠成は柏レイソルでプロデビューを果たし、サンフレッチェ広島や浦和レッズでも活躍した。日本代表でも2011年のアジアカップ決勝のオーストラリア戦で日本を優勝に導くボレーシュートを決めるなど、アジアの舞台でも大きな活躍を見せている。今季は京都での2年目のシーズンに挑んでいた。

しかしJ1昇格を決めたチームで、17試合に出場するも得点を決めることはできず。天皇杯では2得点を記録して勝利に貢献するものの、古巣との対戦となった浦和に敗れ敗退。今季で契約満了となった李が来季戦う先はシンガポールとなった。

新潟Sでは数多くの日本人選手がプレイしており、チームに馴染むことは難しくないだろう。またプレミアリーグのサウサンプトンでもプレイし得点を記録しており、海外経験もある李であれば、さらにストライカーとして覚醒することも期待できるはずだ。

スピードと瞬発力を武器にゴールネットを揺らし続けていた李だが、数年はポストプレイや身体の強さを活かして起点となるなど、万能型としてチームで活躍を続けている。シンガポールでも自身の特長を活かして得点を量産することができれば、さらにアジアで輝きを増すことだろう。36歳とキャリアの晩年ながら、新たな舞台へ挑み続ける李の来シーズンに期待したい。

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