浦和の将来を担う逸材はJ3へ挑戦 相模原を支える19歳が来季は飛躍の年となる?

相模原へ残留となった藤原 photo/Getty Images

相模原へレンタル中の藤原

SC相模原は藤原優大の期限付き移籍期間延長を発表した。今季途中から相模原へ加入してCBとして主力となった19歳は来季も同クラブで経験を積むこととなる。

今シーズンより青森山田高校から浦和レッズへと加入した藤原。ルヴァンカップのグループステージ第1節の湘南ベルマーレ戦でプロデビューを果たすなど、チームから大きく期待される逸材は、出場機会増加へSC相模原へ育成型期限付き移籍を果たした。

J2第21節のギラヴァンツ北九州戦で相模原デビューを飾ると、今季のJ2では17試合に出場。3バックの右CBとしてチームの最終ラインを支えた。クラブ初のJ2を戦った相模原だったが、最終節でJ3降格となってしまう。そのようなチーム状況下で藤原は来季も残留を決める。

19歳ながらヘディングの強さや競り合いの強さは自身の大きな武器である。相手からロングボールを放り込まれても、簡単には通さない相模原の壁となっている。さらにロングフィードの精度も高く、相模原でも早い時期からそのキック精度を披露。ボールを保持してポゼッションを強める中で、彼は大きな武器となっているのだ。また浦和でもCBはキック精度と足元の技術が問われる。1年間J3で主力として輝き、浦和の将来を担う存在へと成長することに期待したい。

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