川崎の将来を担う若きFWはJ1で修行を続ける プレイの幅を広げた21歳は鳥栖で存在感を示せるか

徳島で7ゴールを挙げた photo/Getty Images

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今季は徳島でプレイした宮代

サガン鳥栖は川崎フロンターレより宮代大聖を期限付き移籍で獲得したことを発表した。川崎の将来を担う若きストライカーは、来季もJ1の舞台で修行を続けるようだ。

川崎のアカデミー出身の宮代は、2018年にトップチームへ昇格し、翌年にレンタル移籍したレノファ山口FCでは19試合2得点を記録。今シーズンも徳島ヴォルティスへ武者修行に出たFWは、ゴール数はチーム2位となる32試合7得点とJ1の舞台でも十分に力を発揮した。

そんな中で来季は鳥栖への移籍が決定した。鳥栖は山下敬大がFC東京へ、酒井宣福が名古屋グランパスへ、小屋松知哉が柏レイソルへ移籍。アタッカー陣も仙頭啓矢が名古屋、樋口雄太が鹿島アントラーズに加入するなど前線の選手の放出が目立った。この状況下での宮下の加入ということで、チームにとっても大きな期待を寄せられているだろう。

センターFWとして高い技術を持つ宮代は、徳島でサイドも経験しプレイの幅を広げた。鳥栖ではFWや二列目など複数ポジションでの起用もあり得る。鳥栖で出場経験をさらに増やし、プレイヤーとして最盛期に川崎に戻ることが現状の目標だろう。来季の宮代の成長からも目が離せない。

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